研究奨励賞

研究奨励賞受賞一覧

第43回(2023年度)
真柄侑「戦後農政における展開と人びとの向きあい方 ―岩手県紫波郡紫波町片寄漆立の 『志和型複合経営』 をめぐって―」『日本民俗学』311
黛友明「伊勢大神楽の支配頭と太夫組織」『京都民俗』40
第42回(2022年度)
*該当者なし
第41回(2021年度)
牧野由佳「知多半島『朝倉の梯子獅子』の戦後における伝承の変容 ―文字メディアの影響に注目して―」『民俗芸能研究』69
第40回(2020年度)
市東真一「祭礼における旦那衆の権威の創造 ―埼玉県熊谷市 熊谷うちわ祭を事例に―」『日本民俗学』297
第39回(2019年度)
原田寿真「縁を結ぶ人々 ―国立ハンセン病療養所菊池恵楓園の弔い慣行から―」『日本民俗学』296
第38回(2018年度)
及川祥平『偉人崇拝の民俗学』勉誠出版
第37回(2017年度)
伏見裕子『近代日本における出産と産屋 香川県伊吹島の出部屋の存続と閉鎖』勁草書房
第36回(2016年度)
戸邉優美「女性集団の公的側面 ―女講中の婚礼関与を中心として―」『日本民俗学』284
第35回(2015年度)
金子祥之「災害格差を均衡化する仕組みとしての水利慣行 ―利根川下流域・布鎌地域における水害受容の論理―」『日本民俗学』278
第34回(2014年度)
谷岡優子「風土病の民俗学〜六甲山東麓における『斑状歯』をめぐって〜」『関西学院大学社会学部紀要』117
第33回(2013年度)
後藤麻衣子『カマクラと雪室 ―その歴史的変遷と地域性―』岩田書院
第32回(2012年度)
渡部鮎美「機械化転換期における稲作技術の多様化とリスク―秋田県大潟村を事例に」『国立歴史民俗博物館研究報告』162
第31回(2011年度)
*該当者なし
第30回(2010年度)
柏木亨介「和歌森太郎の伝承論における社会規範概念」『史境』59
渡部圭一「頭役祭祀の集権的構成 ―近江湖南の集落神社の一例―」『京都民俗』26
第29回(2009年度)
今野大輔「ハンセン病差別の民俗学的研究に向けて」『日本民俗学』256
第28回(2008年度)
松田睦彦「瀬戸内島嶼部の生業におけるタビの位置」『国立歴史民俗博物館研究報告』136
第27回(2007年度)
前野雅彦「伝承される開拓」『日本民俗学』248
第26回(2006年度)
老文子「桶風呂の形態と使用域 ─滋賀県を中心とした事例研究─」『道具学論集』11
加賀谷真梨「沖縄県・小浜島における生涯学習システムとしての年中行事」『日本民俗学』242
第25回(2005年度)
厚香苗「テキヤ集団の構造と維持原理」『日本民俗学』238
丸山泰明「モニュメントと記憶 ─八甲田山雪中行軍遭難事件をめぐる記憶の編成─」『日本民俗学』238
第24回(2004年度)
武井基晃「史縁集団の伝承論 ─文字記録の読解と活用を中心に─」『日本民俗学』235
第23回(2003年度)
石垣悟「ムラを評価すること ─村落観の可能性─」『日本民俗学』231
第22回(2002年度)
*該当者なし
第21回(2001年度)
大野啓「同族集団の構造と社会的機能 ─口丹波の株を事例に─」『日本民俗学』221
越川次郎「薬と信仰 ─身延日蓮寺院の諸薬とその法的規制をめぐって─」『日本民俗学』222
第20回(2000年度)
六車由実「『人身御供』と祭 ─尾張大国霊神社の儺追祭をモデルケースにして─」『日本民俗学』220
第19回(1999年度)
前田俊一郎「近代の神葬化と葬墓制の変容 ─河口湖町河口の事例─」松崎憲三編『近代庶民生活の展開 ─くにの政策と民俗─』三一書房
中野泰「年齢階梯制における差異化のシステムと正当化」清水浩昭・芳賀正明・松本誠一編『性と年齢の人類学』岩田書院
第18回(1998年度)
小池淳一「イチダイ様信仰の生成」『弘前大学国史研究』102
第17回(1997年度)
蔡文高「福建省西部地域の洗骨改葬 ─沖縄との若干の比較もかねて─」『比較民俗研究』13
第16回(1996年度)
梅野光興「天の神論」『高知県立歴史民俗資料館研究紀要』4
島村恭則「沖縄における民俗宗教と新宗教 ─龍泉の事例から─」『日本民俗学』204
第15回(1995年度)
*該当者なし
第14回(1994年度)
徳丸亞木「漁民信仰論 ─フナダマ信仰を中心として─」『歴史人類』21
服部誠「婚礼儀礼における女客の優位 ─嫁社会への加入式─」『名古屋民俗叢書』2
第13回(1993年度)
菅豊「サケをめぐる宗教的世界 ─民間宗教者の儀礼生成に果たした役割について─」『国立歴史民俗博物館研究報告』40
政岡伸洋「近江湖東における神社祭祀の地域的展開 ─滋賀県神崎郡の建部祭の場合─」『鷹陵史学』18
第12回(1992年度)
飯島康夫「ナントモ関係に見る家の結合と生活互助機能 ─甘楽町秋畑の社会生活 二─」『群馬県立歴史博物館研究紀要』12
上野誠「民俗芸能における見立てと再解釈 ─静岡県引佐町川名のヒヨンドリを事例として─」『日本民俗学』184
第11回(1991年度)
橋本裕之「仕掛としての演劇空間 ─弥美神社の祭礼と芸能─」『国立歴史民俗博物館研究報告』25
第10回(1990年度)
斉藤純「伝説・世間話の交錯と異伝の成立 ─奈良県吉野郡東吉野村の事例を中心に─」『世間話研究』1
永松敦「椎葉神楽『板起し』考 ─奥日向地方の霜月神楽と動物供養─」『民俗宗教』2
第9回(1989年度)
関沢まゆみ「『村の年齢』をさずける者 ─近江における長老と『座人帳』─」『日本民俗学』174
第8回(1988年度)
安室知「稲・水・魚 ─内水灌漑稲作地における漁撈の場合─」『信濃』40-1
第7回(1987年度)
野地恒有「〈飛魚〉と漁撈儀礼 ─対馬暖流沿岸の漁撈民俗研究序説へ─」『民俗学評論』26
第6回(1986年度)
*該当者なし
第5回(1985年度)
西海賢二『近世遊行聖の研究 ─木食観正を中心として─』三一書房
第4回(1984年度)
小嶋博巳「〈俗信〉覚書 ─概念の再検討に向けて─」『民俗学評論』23
山中清次「タタリについての一考察 ─栃木県の事例を中心として─」尾島利雄編『民間信仰の諸相』錦正社
第3回(1983年度)
神野善治「筌漁の研究(下) ─狩野川水系を中心として─」『沼津市歴史民俗資料館紀要』6・7
第2回(1982年度)
大本憲夫「沖縄宮古群島の祭祀体系」『民俗学研究所紀要』6
第1回(1981年度)
小川直之「関東における摘田の伝承(下)」『自然と文化』4
佐々木長生「会津地方における近世農具 ─絵画・文献を中心に─」『日本常民文化研究所調査報告書』8