次回談話会のお知らせ

第932回談話会(2024年7月14日・対面開催

民俗学者とフィールド ―記憶・経験の共有―

日時:2024年7月14日(日) 13:00-17:00
会場:國學院大學渋谷キャンパス 3号館3F 3301
(渋谷駅より徒歩13分)
開催趣旨:
 長期のフィールドワークの成果として報告・論文が公表されるが、そこに書かれなかった背景にこそ民俗学者のより広い関心を明らかにするデータが隠されている。そういった余録の部分は短期間で済まされる聞き取り調査では得られないだろう。一つのフィールドに長くかかわりを持ち記憶・経験を共有することが民俗学者の問題意識の深まりや思考の過程にどのように影響しているのかについてともに考えたい。
プログラム:
〔趣旨説明〕宮内貴久(お茶の水女子大学)
〔基調講演〕古家信平(筑波大学)
「フィールドワークの醍醐味」
〔報告〕
武井基晃(筑波大学)「門中法人というフィールド ―今日の子孫・近世の祖先―」
柏木亨介(國學院大學)「フィールドで一緒に考えていくこと ―阿蘇地域での時間の共有―」
中里亮平(長野大学)「フィールドにおける調査者の位置づけの変容 ―府中・添川・角館―」
宮内貴久(お茶の水女子大学)「福岡市営弥永団地のフィールドワーク」
問い合わせ先:
日本民俗学会事務局
TEL: 03-5815-2265
E-mail: folklore★post.nifty.jp(★は@に変えてください)
※本件のお問い合わせにつきましては、事務局開局時間7月12日(金)16時までにお願いいたします。開局時間外のお問い合わせは対応できかねる場合がございます。何卒ご理解のほどお願いいたします。

第933回談話会(2024年9月29日・ハイブリッド開催

地域からの視点II ―地域学会の現状と連携活動―

日時:2024年9月29日(日) 14:00-17:30
開催方法:対面とオンライン(Zoom)のハイブリッド開催
〔対面会場〕國學院大學渋谷キャンパス 5号館3F 5301(渋谷駅より徒歩13分)
〔オンライン〕会議室接続情報は、会員限定でFSJ-INFOにて配信します。(事前申込不要)
※会員でない方は、オンライン参加はできません。対面参加のみ可能です。
開催趣旨:
 2021年に開催された第917回談話会「地域からの視点」では、地域の研究団体が抱える課題の共有が図られた。それに続き、本談話会では学会相互のつながりに着目する。日本民俗学会では地域学会との連携のあり方を模索してきたが、地域間の横のネットワークは注目されてこなかった。地域学会の歩みや課題等を共有するとともに、組織の枠を超えた多様な取り組みに目を向けることで、今後の学会活動や交流のあり方について再検討したい。
プログラム:
〔趣旨説明〕内山大介
〔報告〕
岩崎真幸(福島県民俗学会)「東北六県民俗学地域学会の活動と連携」
由谷裕哉(加能民俗の会)「北陸三県民俗の会(福井・加能・富山)の成果と現状」
伊東久之(岐阜民俗学研究会)「“東海民俗研究発表大会”五十余年の歩みと課題」
問い合わせ先:
日本民俗学会事務局
TEL: 03-5815-2265
E-mail: folklore★post.nifty.jp(★は@に変えてください)

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