学会主催/共催事業(2018年)

2018年(暦年)に日本民俗学会が主催(または他の関連学会と共催)で開いたシンポジウムの情報やその他の研究・普及事業です。

2017年度卒業論文・修士論文発表会(日本民俗学会談話会共催)

東北民俗の会2月例会 卒業論文・修士論文発表会(日本民俗学会談話会共催)(2018年2月16日掲載)

開催日時:2018年2月17日(土) 13:30〜16:15
開催会場:東北大学川内南キャンパス 文学研究科棟135教室
プログラム:
13:30 あいさつ(東北民俗の会・佐藤敏悦会長)
卒業論文
13:35〜14:10 菅野満ちる(東北大学文学部)「現代日本における人とペットの墓事情 ―ペット共葬墓を中心に―」
14:10〜14:45 吉田真子(東北学院大学文学部)「秋田竿燈まつりからみる都市の祭り」
14:45〜15:20 豊巻純平(弘前大学人文学部)「青森県三戸郡田子町における潜在的な宗教者」
修士論文
15:30〜16:15 佐崎愛(東北大学大学院文学研究科)「日本ハリストス正教会における死者の『記憶』と『供養』」
主催:東北民俗の会/共催:日本民俗学会談話会
問い合わせ先:
東北民俗の会事務局
〒980-8576 仙台市青葉区川内27-1 東北大学大学院文学研究科宗教学研究室気付

沖縄民俗学会2月例会 卒論発表会(日本民俗学会談話会共催)(2018年2月20日掲載)

開催日時:2018年2月24日(土) 15:30開場 / 16:00開始
開催会場:首里公民館 3階展示室
(那覇市首里当蔵町2-8-2)
発表者とタイトル:
伊佐日向子(沖縄国際大学)「位牌継承の現状と今後の展望 ―沖縄本島中部の事例を中心に―」
岡田健(琉球大学)「民俗の地域資源化について ―豊見城のハーリー関連行事を事例に―」
宮城将季(琉球大学)「沖縄のムラアシビ行事の復興と課題 ―宜野湾市野嵩マールアシビを例に―」
主催:沖縄民俗学会/共催:日本民俗学会談話会
問い合わせ先:
〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地
琉球大学法文学部人間科学科神谷智昭研究室内 沖縄民俗学会事務局
Tel&Fax: 098-895-8267
E-mail: ok-minzoku★hotmail.co.jp(★は@に変えて下さい)
その他の情報:
参加費:会員=無料、非会員=資料代200円
懇親会:ろばた焼・守礼(首里汀良町1-29 / 098-885-4467)
当日会場は駐車場が使えませんので、公共交通機関をご利用するか、近隣のコインパーキング等に御駐車ください。

京都民俗学会第304回談話会 第9回卒業論文報告会(日本民俗学会談話会共催)(2018年2月16日掲載)

開催日時:2018年2月25日(日) 13:00〜17:15
開催会場:立命館大学衣笠キャンパス 清心館3階533・534号室(キャンパスマップ10)
(京都府京都市北区等持院北町56-1)
プログラム(報告25分・質疑応答10分)
13:00 開会(533教室)〜会場移動
A会場・533教室
13:10〜13:45 山崎美稀(立命館大学文学部)「映像コンテンツと地域社会の関係性 ―滋賀ロケーションオフィスを事例として―」
13:50〜14:25 岡崎梓織(滋賀県立大学人間文化学部)「滋賀県における民俗宗教的聖地の展開」
14:30〜15:05 石田萌寧(天理大学文学部)「凧揚げの民俗 ―長崎県壱岐島の鬼凧を中心として―」
15:20〜15:55 河上伸太郎(佛教大学歴史学部)「宇治の橋姫伝説の成立と変遷」
16:00〜16:35 金濱夏央(ものつくり大学技能工芸学部)「文化財復原整備にまきこまれたモノグラフ研究」
16:40〜17:15 原秀人(佛教大学歴史学部)「国府宮のはだか祭の民俗学的研究」
B会場・534教室
13:10〜13:45 渡勇輝(佛教大学歴史学部)「柳田国男と『神道』―『神道私見』を中心に」
13:50〜14:25 澤山知里(関西学院大学社会学部)「『大阪木材商三講』の民俗誌 ―舞台講・伊勢講・伊太祁曽講―」
14:30〜15:05 井口真衣(滋賀県立大学人間文化学部)「滋賀県における葬送と近隣関係」
15:20〜15:55 福村悠馬(立命館大学文学部)「『旅程と費用換算』にみる観光行動の変容 ―1920年〜1940年の香川県を事例に―」
16:00〜16:35 出口真琴(椙山女学園大学国際コミュニケーション学部)「万葉集巻二の一〇七・一〇八番に現れた『山』と境界」
16:40〜17:15 福島聖也(関西学院大学社会学部)「大都市近郊地域における現代修験寺院の形成と展開 ―西宮市の事例―」
17:20 会場移動等〜閉会(533教室)
主催:京都民俗学会/共催:日本民俗学会談話会
問い合わせ先:
京都民俗学会事務局
URL: http://kyoto-minzoku.jp/
その他の情報:
発表会終了後、立命館大学衣笠キャンパス 諒友館1階食堂(キャンパスマップ14)にて懇親会を予定しております。そちらの方も是非お越しください。懇親会の参加については当日お聞きします。参加費は、大人5,000円、院生・学部生3,000円、報告者は招待です。

京都民俗学会第305回談話会 第5回修士論文報告会(日本民俗学会談話会共催)(2018年2月27日掲載)

開催日時:2018年3月25日(日) 14:00〜17:15
開催会場:京都市職員会館かもがわ(京都市中京区土手町夷川上ル末丸町284/075-256-1307)
(京阪電鉄「神宮丸太町」駅下車徒歩7分/京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅下車徒歩10分)
プログラム(報告60分・質疑応答30分)
14:00 開会
14:05〜15:35 小森沙耶香(佛教大学大学院文学研究科歴史学専攻)「現代社会における育児儀礼の民俗学研究 ―大阪・京都の事例を中心に―」
15:45〜17:15 アルカラス ジョルジオ(滋賀県立大学人間文化学研究科)「『狐』伝承の変容」
17:15 閉会〜懇親会
主催:京都民俗学会/共催:日本民俗学会談話会
問い合わせ先:
京都民俗学会事務局
URL: http://kyoto-minzoku.jp/
その他の情報:
※発表会終了後、同じ会場にて懇親会を予定しております。そちらの方も是非お越しください。懇親会の参加については当日お聞きします。参加費は、大人4,000円、院生・学部生3,000円、報告者は招待です。

2018 Summer Folklore Institute(夏期民俗学研修会)

参加者募集要項(2018年1月5日掲載)

2018年度国際交流事業として、下記のとおり研修会が開催されます。今回は、大学院生および若手研究者(40歳以下)を対象として、この研修会への参加者を募集いたします。一人でも多くの応募をお待ちしております。

期間:2018年6月2日(土)〜6月16日(土)
場所:アメリカ合衆国ニューメキシコ州サンタフェ
概要:
アメリカ、中国、日本の3ヶ国から、それぞれ教員1名、学生および若手研究者2名程度が参加し、特定のテーマのもとに、教室でのレクチャー・討論とフィールドワークを組み合わせて、研修会が組織される。
今回のテーマ:
How do communities present their folk traditions (or their ICH) to outsiders?
コミュニティーは、その民俗伝統(あるいは無形文化遺産)をどのように外部に表現するか?
費用:
アメリカでの滞在費はヘンリー・ルース財団(Henry Luce Foundation)の助成によりアメリカ民俗学会が負担。日本から現地までの渡航費は基本的に自己負担。(35歳以下であれば、日本民俗学会の海外渡航助成事業に応募可)
言語:公用語は英語なので、英語の運用に堪能であることを要する。
要求される事項:
●上記の期間中、レクチャーを聞き、討論、フィールドワークに積極的に参加する。
●英語によるプレゼンテーションをおこなう。
●帰国後1ヶ月以内に評価レポートを提出する。
募集対象:2名
(1)大学院生、あるいは博士学位取得後3年以内の者 1名
(2)40歳以下の若手研究者(渡航時点 / 上記(1)に含まれる者であってもよい) 1名
応募の条件(次のすべてを満たすこと):
●応募の時点で日本民俗学会会員である者
●民俗学についての専門的学識を持ち、今回の研修会のテーマおよび場所に関心を持つ者
●研修会の公用語が英語なので、英語の運用に堪能である者
*選考においては、初参加の者を優先する。
募集締切:2018年2月15日(木)
提出書類:
(1)履歴書
(2)研究業績書
(3)今回の研修会への参加動機を記した書類(和文800字程度とその英訳)
(4)TOEIC、英検等、英語能力を証明するスコアを持つ者はその写し
提出方法:日本民俗学会事務局(folklore★post.nifty.jp(★は@に変えて下さい))にメールで送付
審査結果の連絡:
日本民俗学会理事会に設置した Summer Institute(夏期研修会)実行委員会において審査し、2018年3月15日までに結果を通知する。
問い合わせ先:
一般社団法人日本民俗学会事務局
〒113-0034 東京都文京区湯島4-12-3
TEL/FAX: 03-5815-2265
E-mail: folklore★post.nifty.jp(★は@に変えて下さい)
開局日: 月・水・金 10:00〜16:00

第13回人類学関連学会協議会合シンポジウム(日本生理人類学会第77回大会市民公開講座)(2018年2月27日掲載)

眠りの人類学―人は夜をどのように過ごしてきたか

開催日時:2018年6月16日(土) 14:00〜17:30(開場13:30)
開催会場:九州大学大橋キャンパス 多次元デザイン実験棟
(西鉄「大橋」駅下車、徒歩5分/福岡市南区塩原4-9-1)
開催趣旨:
 眠らない動物はいないといっても過言ではないと思います。睡眠は脳や身体を休めるために不可欠な行動ですが、現代では睡眠不足や不眠を抱えている人がたくさんいます。また、ヒトは本来昼行性の動物ですが、あたかも夜行性動物のような生活を送る人もいます。一日の中でこれほど行動が多様な種はヒト以外にいないのではないでしょうか。近年、睡眠科学の進歩によってその重要性が次々に明らかにされています。メディアなどでも多く取り上げられ、社会的な関心も高まっています。しかし、それらの中には誤解が含まれていたり、まだ謎に包まれたところもあったりします。本シンポジウムでは、睡眠の多様性をキーワードに、進化、生理、文化の面から、人にとっての睡眠、あるいは夜の過ごし方について人類学的な視点から見つめなおしたいと思います。
プログラム:
日本生理人類学会第77回大会特別講演
三島和夫(国立精神・神経医療研究センター部長)
「ヒトの睡眠の多様性:社会時刻とのミスマッチに悩む人々」
第13回人類学関連学会協議会合シンポジウム「眠りの人類学―人は夜をどのように過ごしてきたか」
「霊長類の睡眠」
座馬耕一郎(日本霊長類学会長野県看護大学准教授)
「ヒト時計遺伝子(PER2)と光感受性が関連する不思議について」
太田博樹(日本人類学会北里大学医学部准教授)
「睡眠・生体リズムの個人差」
北村真吾(日本生理人類学会国立精神・神経医療研究センター室長)
「睡眠の文化的側面を考える」
豊田由貴夫(日本文化人類学会立教大学観光学部教授)
「民俗社会における夜の過ごし方」
中西裕二(日本民俗学会日本女子大学人間社会学部教授)
コーディネータ:
樋口重和(九州大学大学院芸術工学研究院教授)
若村智子(京都大学大学院医学研究科教授)
主催:日本生理人類学会
問い合わせ先:
日本生理人類学会第77回大会事務局
九州大学大学院芸術工学研究院
E-mail: jspa77★jspa.net(★は@に変えて下さい)
TEL: 092-553-4523
URL: http://jspa.net/congress77
その他の情報:
参加費無料・申込不要