国際シンポジウム「何気ない日常/変わりゆく日常」(2017年6月4日掲載)

なぜ考え、いかに把握し、どう記録するのか

開催日程:2017年7月8日(土)〜9日(日)
開催会場:8日(土)=成城大学・図書館AVホール
     9日(日)=成城大学・3号館003教室
     (小田急線「成城学園前」駅下車、徒歩4分)
プログラム:
8日(土) 13:20〜17:30
  第I部「生活」―対象/生活変化と生活改善
9日(日) 10:20〜12:00
  第II部「日常」―概念/それぞれの受容
9日(日) 13:30〜14:45
  第III部「世相」―方法/変化する日常をどう把捉・記録するか
9日(日) 15:00〜16:30
  第IV部「総合討論」
プログラム詳細:
総合司会:加賀谷真梨(新潟大学)
第I部「生活」―対象/生活変化と生活改善
8日(土) 13:20〜17:30(成城大学・図書館AVホール/開場12:40)
〔基調講演〕
田中宣一(成城大学)…伝承と陋習という認識
〔問題設定〕
岩本通弥(東京大学)…生活・日常・世相―変化を捉えるために
〔発表〕
小島孝夫(成城大学)…東京都多摩地域における生活改善諸活動の諸相―立川市の事例を中心に
南根祐(東國大学校=韓国)…韓国のセマウル運動と生活変化
山中健太(保健婦資料館付属研究所)…戦後南予における「蚊とハエのいない生活」の展開―喜多郡旧五十崎町から宇和島市石応へ
周星(愛知大学)…現代中国の生活革命―トイレ革命を中心として
〔コメント〕
田村和彦(福岡大学)…なぜ何気ない日常を考えるのか
〔質疑応答と討論〕
司会:岩本通弥(東京大学)/及川祥平(川村学園女子大学)
第II部「日常」―概念/それぞれの受容
9日(日) 10:20〜12:00(成城大学・3号館003教室/開場09:50)
〔発表〕
及川祥平(川村学園女子大学)/クリスチャン・ゲーラット(ミュンヘン大学=ドイツ)…ドイツ語圏民俗学の日常学化をめぐって―その経緯と意義
戸暁輝(中国社会科学院)…「日常」概念の中国問題
法橋量(慶應義塾大学)…日常の語りと世間話:レーマンの『経験について語ること―語りの文化学的意識分析』を中心として
〔コメント〕
李相賢(安東大学校=韓国)…ドイツの日常と韓国民俗学も交えて
第III部「世相」―方法/変化する日常をどう把捉・記録するか
9日(日) 13:30〜14:45(成城大学・3号館003教室)
〔発表〕
島村恭則(関西学院大学)…社会変動・生世界・民俗
丁秀珍(東國大学校=韓国)…日常とローカリティ
王傑文(中国伝媒大学)…日常生活の実践における「戦術」―現代中国の都市生活における「道端経営」を事例にして
第IV部「総合討論」
9日(日) 15:00〜16:30(成城大学・3号館003教室)
司会:門田岳久(立教大学)/川松あかり(東京大学)
〔コメント〕
山泰幸(関西学院大学)/王暁葵(華東師範大学)
主催:一般社団法人日本民俗学会
共催:科学研究費補助金基盤研究(A)「東アジア〈日常学としての民俗学〉の構築に向けて:日中韓と独との研究協業網の形成」(課題番号:26244052 研究代表者:岩本通弥)、科学研究費補助金基盤研究(B)「生活変化/生活改善/生活世界の民俗学的研究―日中韓を軸にした東アジアの比較から」(課題番号:17H02438 研究代表者:小島孝夫)
後援:成城大学・公益信託澁澤民族学振興基金
その他の情報:
入場無料、申込不要(日本民俗学会の会員以外の方もご参加いただけます)